前回までの投稿で、ドラマ『ソンジェ背負って走れ』のロケ地巡りについてお届けしましたが、今回はこれから水原旅行に行かれる方のお役に立つかもしれない、交通や宿泊等に関する情報をお届けしようと思います
※全て2024年6月中旬の情報です、交通機関や施設の最新情報は公式サイト等にてご確認ください。
水原市への移動
出発地と到着地によって、主に下記の交通機関を使い分けることになると思います。
- 地下鉄1号線、首都圏電鉄 水仁·盆唐(スイン・ブンダン)線
- 鉄道(KTXやムグンファ号等)
- バス(高速バス・空港リムジンバス・一般バス等)
今回は、入国した仁川空港から直行で水原駅まで向かうことにしたため、空港リムジンバスを利用しました。
ソウル市内に向かう空港リムジンバスと同じように、他の都市に向かうチケットも有人のチケット売り場か自動券売機で購入できます。
仁川空港第1ターミナルから水原駅までは13,500ウォンでした。(※2024年6月調べ)
ソウル市内に行くリムジンバスより安いですね
決済には、海外旅行好きに人気のデビットカードRevolutを使用しました。
韓国旅行に行かれる方の多くが発行していらっしゃるWOWPASSを私は保有しておらず、いつもRevolutとT-moneyで過ごしています
Revolutは韓国以外の国でも使えるデビットカードなので、興味のある方は、こちらの台湾旅行の記事もご覧いただければと思います。
さて、また水原への移動方法の話に戻りますが、水原駅から華虹門周辺などの主要観光地までは距離が少しあるため、初めは仁川空港から観光地のすぐ近くまで行けるルートを検討していましたが、その場合、途中で空港リムジンバスから“直行座席バス”か“一般バス”への乗り換えが必要でした。
100%の確率ではありませんが、空港リムジンバスのような下のトランクに荷物が積めるバス以外は、大きい荷物があると乗車を拒否されることもありますし、乗車できたとしても乗降口に高さがあるバスなので、乗り降りの際に何度も荷物の上げ下げをするのが面倒なのもあり、今回は空港リムジンバスで“水原駅”に直行することにしました。
予定所要時間は65分でしたが、平日の昼間だったためか少し早く着き、バス停は水原駅直結の「ノボテルアンバサダー水原(Novotel Ambassador Suwon)」前でした。
今回は一人旅で格安ホテルしか調べていなかったので、ノボテルの存在は知りませんでしたが、次回、家族と一緒に行くことがあれば、泊まってみようと思います!
水原市内での移動
水原駅と華虹門近くの宿間の移動はスーツケースがあったためタクシーを利用し、華西門・長安門・華虹門・華城行宮間は全て徒歩で移動しました。
市場が複数集まっている八達門方面はバスで移動しましたが、ソウルと同じようにT-moneyが使えるので、バスも利用しやすかったです
街中でのスーツケースの保管
今回、暑い時期だったので日中はあまり動かず、日が落ちてから一人で出歩く可能性もある点を考慮し、ロケ地の多い華虹門周辺で宿泊することにしました。
宿泊したホテルについては、下の方で詳しくご紹介しますが、チェックイン時間が遅く、チェックイン時間近くにならないと職員不在である可能性が高かったため、数時間荷物をどこかに預ける必要がありました
韓国の人のブログで、華虹門の近くに“タッチ水原”というアプリを使って予約すると利用できるロッカーがある、という情報を目にしていたので、そのアプリをダウンロードしてみましたが、やり方が悪いのか何度やっても認証が届かず使えませんでした
水原駅に着いてから、念のため観光案内所でも“華虹門”近くにロッカーがあるか聞いてみましたが、たぶん無いと思うが、あったとしても大きいスーツケースは入らないだろう、とのことだったので、確実に預けられる水原駅のロッカーに預けて移動することにしました。
さすがは水原駅!
大きな駅なので、数カ所に分かれてロッカーもたくさんあり、大型スーツケースが入るものもたくさんありました
荷物を預けてからチェックインまでは、地下鉄で移動できるロケ地に行ったり、水原駅近くのデパートを回ったりして過ごしました。
水原駅には駅直結のAKプラザと駅の後方にはロッテデパートもありました
ホテルに移動してから周辺を散策していた時に、華虹門案内所の近くに“タッチ水原”で予約できるロッカーを見つけましたが、“点検中”で利用できない状態でした。
私はアプリ認証ができなかったので、どちらにしろ使えない状態ではありましたが・・・
水原のコスパ最強ホテル(?)
今回宿泊したホテルは、こちら「Hotel Dal」
韓国語でDalは달=月のことです。
こちらは『ソンジェ背負って走れ』ロケ地巡り用の宿かと思うぐらい(笑)、華虹門のすぐ近くに位置しています。
“ホテル”という名前ですが、いわゆるモーテルです。
韓国でモーテルは、日本の“ラ〇ホテル”に近いような見た目でも、家族や友達と宿泊したり、普通にビジネスホテルのような感覚でも使われたりしています。
格安ホテルを予約して、実際に行ってみたらモーテルで驚いたっていう話はよく聞きますが、日本とは少し感覚が違うので、旅行の宿泊に利用しても大丈夫です。
格安旅に慣れていて宿泊費を安く抑えたかったり、早朝便・深夜便利用や外で過ごす時間が長い等、寝られるだけで良いという場合は、安く泊まれるモーテルを利用される方も多いかなと思います。
よっぽど怪しい外観のところでなければ、旅慣れしている日本人の方はお子様連れでも宿泊してらっしゃるのをインスタや宿泊サイトのクチコミで見ることがありますが、テレビはいろんなチャンネルが見放題だったり、アメニティの中にはあの防護具?(^_^;)が置いてあるところが多いので、お子様連れで利用する場合は、注意した方が良い点かなと思います。
さて、今回宿泊したホテルは、オンライン旅行会社「Trip.com」経由で予約し、平日宿泊で1泊5千円台でした。(※2024年6月中旬時点)
元々1泊の予定で予約していましたが、出発当日に2泊することに変更し、空港で搭乗待ちをしている間に追加予約しました。
連泊ということをきちんと把握してもらっておく必要があると思ったので、ホテルに着いてからチェックインの際に、当日追加で予約したことを伝え、きちんと予約ができているか確認してもらいました。
ホテルに比べるとモーテルはチェックインも簡易的なため、鍵を渡して終わりというところが多いので、気になることは宿泊者側から質問して、きちんと認識合わせをしておくことをオススメします。
こちらのホテルの場合は、連泊の場合は掃除無しで、お部屋に入ることは無いという説明があり、タオル類は通路にワゴンが置いてあるので、そこから新しいのを持っていくようにとのことでした。
私が今まで泊まったモーテルの中では1番清潔感があり、変な臭いが無く、この価格帯にしてはベッドのマットレスもとても寝心地が良かったです
モーテルはタバコの臭いが染みついている所がかなり多く、モーテルでなく1泊3万円ぐらいするソウルのホテルであっても浴室の排水口から臭いがする所もありますが、そういう嫌な臭いがありませんでした。
禁煙マークや飲食物の捨て方についての注意書きもお部屋にあり、客室内で出た飲食ごみは袋の口を縛って靴を脱ぐスペースの入口側に置き、連泊の場合は1階の分別ごみ捨て場の前に置くようにとのことでした。
<個人的に感じたマイナスポイント>
- バスマット・バスタオル無し
- タオル掛けがシャワーの反対側に付いていて少し使いにくい(私が宿泊した部屋の場合)
- 暑い季節だけかもしれないが、浴室の窓から入ってくるコバエが多い
- エレベーターが無いので、大きい荷物があると上階の場合は少し大変
- ダブルの部屋を2人で使用する場合、スーツケースを2つ広げるには狭そう
他はモーテル共通のマイナスポイントである、チェックイン時間が遅いことぐらいかなと思います。
興味を持って読んでいただいた方のために、マイナスポイントを探してはみましたが、この料金でこの立地と清潔感はなかなか無いので、個人的にはリピートしたい宿です
韓国や海外でモーテルやゲストハウス等に滞在したことのある方であれば抵抗なく宿泊できると思いますし、韓国旅行に慣れてきたのでモーテルにも宿泊してみたい!というチャレンジャーの初宿泊にも良いかもしれないと思います
- 호텔 달 / Hotel Dal
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경기 수원시 팔달구 화서문로75번길 20
水原はソウルから日帰りで行ける都市ではありますが、見どころ満載で、個人的には2泊3日でも足りませんでした
夜のライトアップされた城郭付近を散策したり、宿泊してゆっくり楽しんでいただくのをオススメします
私は利用していませんが、下の画像の左上に写っている熱気球から水原市内を見渡すことのできる“フライング水原”というイベント等も行われているようです
宿泊施設については、2024年6月検索時点では華城行宮や城郭周辺まで徒歩で行ける距離にあるのは、モーテル系ホテルかAirbnb等で予約できる民泊しか見つけられませんでした。
大手ホテルチェーンに宿泊したい場合は、バスかタクシーでの移動が必須にはなりますが、ノボテルアンバサダー水原かラマダプラザ水原が比較的近いと思います。
また、水原市庁駅の近くまで行くとフォーポイントバイシェラトン水原やイビスアンバサダー水原等の外資系ホテルチェーンの他、新しめのホテルがたくさんある印象でしたので、ホテル探しの参考にしていただければと思います
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